▲ [column] 浜崎あゆみと松浦亜弥の決定的な違い / 2002.2.8
先日エイベックスの稼ぎ頭浜崎あゆみを弁護すべく、エイベックス社長じきじきの声明文が発表された。

『ayumi hamasaki 2001-2002 COUNTDOWN LIVE』にて、浜崎あゆみが、「前の方座らないでくださ〜い(怒)。ねっ、どう思う(怒怒)。座ってたよ、今、一番前で見てんのにさぁ座ってたよ(怒怒怒!)。感じ悪いね〜(怒&笑)」(※注「怒」は私のアレンジかつ浜崎の本心)と発言したことに対してのものだ。
最後に笑うそぶりをして、冗談ぽくしようとしたのだろうが、浜崎自身から感じ取れる高慢ぶり、増長ぶりがこの発言を冗談とさせなかった。

身体障害者に対する発言だの、関係者に対してのものだの色々言われているが、私にとってそんなことはどうでもいい。問題は、コンサート中に一人の人間に対して非難する言葉を発し、それを会場全体に同調させようとしたことにある。

これはさらし首も同然だ。
ファンの奴らにとって浜崎は絶対だ。必然的に悪いのは座っていた人間ということになる。
どう見ようがそいつの勝手。むしろ、コンサート中に座る人間を出してしまう浜崎のカリスマ性のなさが悪いのである。

しかし、これがもし仮にあややであったらどうだったのだろうか?
あややのカウントダウンライブで座っている奴が現れること自体考えにくいことだが、今回のような状況になったとしよう。あややはこう考える。
『一番前にいる人座ってる!どういうこと?この場を何だと思っているの?松浦亜弥のカウントダウンライブなのよ!』これはおそらく浜崎と同じだろう。浜崎もそのときはこう思ったはずである。しかし、あややはこの感情をそのまま言葉にはしない。
松浦亜弥をこの世で一番大切だと思っているのは、松浦亜弥自身である。
『ここで松浦亜弥のイメージが悪くなってしまうような発言は絶対にしてはいけないわ!』賢いあややは瞬時にこう考え、次のように発言するだろう。
「前の方も立って欲しいな〜。私は〜、皆さんと一緒にぃ〜このライブを心から楽しみたいで〜す!」ってね。
立ちます!これなら立ちます!たとえ足が不自由でも即座に立つね!

あややが浜崎よりも決定的に優れている点は、この賢さと、自分自身に対する愛情と、そしてなんといっても比べようもないほどのルックスのよさである。

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