▲ 2003.10.16(Thu) / KZM
ボクは以前、意を決してZYXのシングルVを購入しに行ったにもかかわらず、いつもの店には残念ながら置いていなかったため、失意の下に打ち臥し泣きじゃくったという悲しい過去を持っている、正に漢の中の漢な訳ですが、実はその心理的打撃があまりにも大きすぎ、どうもさくらとおとめのシングルVの方もなかなか購入に踏み切ることが出来ないのです。
めんどくせーなー。わざわざ買いに行っても、また売ってなかったらどうしよう。だとか、店員が店員に見せかけて、実は店員じゃなかったらどうしよう。しかもその人が実は辻斬りだったりしたら嫌だなあ。確実に死ぬなあ。だとか思い始めると、どうにもこうにも怖くて買いにいけません。
でもこういう時こそ、どこでもドアとかあったらすげー便利なんだけどなあ。どっかに落ちてないかなあ。なんてことも思ってしまうわけですが、いや、でもそのドアがどこでもドアと見せかけて、実はアサルトドアーだったりしたらかなり嫌だよなあ。確実にへこむよなあ。それこそ死ぬよなあ。とか思わず考え出してしまい、最早ドアを開ける事すら出来ません。ドア恐怖症。
正直言って、ZYXのシングルVが購入できなかった事が、ここまで多大なる悪影響を与えるとは想像だにしていませんでした。日常生活すらもままならない状況。恐るべしZYX(絶対夢を倍に)!
しかし、ボクを見縊るな。ボクは負けない。こんな事には絶対に負けない。K(こんなことには)Z(絶対に)M(負けない)。
ボクはこの命にかえてでも、さくらとおとめのシングルVを買ってみせるのさ!命懸けで買ってきてみせるのさ!ついでにZYXも一緒に購入してみせるのさ!!
ふふん?どうだい君達まいったかい?ボクの漢ぶりに驚いたかい?
…とまあ、今日の日記は、狙い通りかなり嫌味なほどにまで漢らしい日記になったと思われるので、確実にそう思われるので、ボクはとっても満足しています。
あと、昨日言っていた語尾に「ホゲ」を付けるって言うのは、あまりにも恥ずかしいからやっぱりやめる事にしたよ…。ごめんよ…。
めんどくせーなー。わざわざ買いに行っても、また売ってなかったらどうしよう。だとか、店員が店員に見せかけて、実は店員じゃなかったらどうしよう。しかもその人が実は辻斬りだったりしたら嫌だなあ。確実に死ぬなあ。だとか思い始めると、どうにもこうにも怖くて買いにいけません。
でもこういう時こそ、どこでもドアとかあったらすげー便利なんだけどなあ。どっかに落ちてないかなあ。なんてことも思ってしまうわけですが、いや、でもそのドアがどこでもドアと見せかけて、実はアサルトドアーだったりしたらかなり嫌だよなあ。確実にへこむよなあ。それこそ死ぬよなあ。とか思わず考え出してしまい、最早ドアを開ける事すら出来ません。ドア恐怖症。
正直言って、ZYXのシングルVが購入できなかった事が、ここまで多大なる悪影響を与えるとは想像だにしていませんでした。日常生活すらもままならない状況。恐るべしZYX(絶対夢を倍に)!
しかし、ボクを見縊るな。ボクは負けない。こんな事には絶対に負けない。K(こんなことには)Z(絶対に)M(負けない)。
ボクはこの命にかえてでも、さくらとおとめのシングルVを買ってみせるのさ!命懸けで買ってきてみせるのさ!ついでにZYXも一緒に購入してみせるのさ!!
ふふん?どうだい君達まいったかい?ボクの漢ぶりに驚いたかい?
…とまあ、今日の日記は、狙い通りかなり嫌味なほどにまで漢らしい日記になったと思われるので、確実にそう思われるので、ボクはとっても満足しています。
あと、昨日言っていた語尾に「ホゲ」を付けるって言うのは、あまりにも恥ずかしいからやっぱりやめる事にしたよ…。ごめんよ…。
▲ [TEXT] 2003.10.17(Fri) / うたばんと娘。と
ミニモニ。さんが、張り切ってうたばんに出演していた訳ですが、かなり出演時間が短かったので、その張り切りっぷりも敢え無く空回りといった感じでしたよね♪
てかさー、それ以前に短けーよ。こんなに短けーのかよ。
BoAであそこまで尺を取らずに、ミニモニ。の方にまわせばいいというのに。何をやっているんだ。ボクはどうも腑に落ちません。
やっぱりこれは、あのミカさんのグラサンが人類をなめていることが原因なのではないですかね。最早それ以外の原因は考えられませんからね。
もう本当にミカちゃんたら、萌えりんこ☆
とまあ、心にもないウソはこの程度にしておきまして、真面目な話。
この尺の短さは、今のミニモニ。の地位やランクを考えると、この程度で妥当だということなのでしょうか。だとしたらボクはなんとも物悲しい気分です。
同時にボクは、以前に、所謂2期タンポポがうたばんに出演した際のトークで、同番組におけるタンポポとプッチモニの尺の差が激しいということを、飯田さんと矢口さんが石橋、中居両氏に訴えている回があったのを思い出しました。
このときの二人の訴えは、同じように新曲をリリースしても、タンポポのトークはプッチモニの半分程度しかなく、肝心の歌の方も短めにカットされ、悔しいからこういった差をつけるのは止めて欲しいといった趣旨の訴えでした。
実はこのトークの際、当時タンポポとミニモニ。の両グループのメンバーだった加護ちゃんと矢口さんは、ミニモニ。がうたばんに出演した際の事を引き合いに出されていたのです。
タンポポは確かにプッチモニよりは尺は短いかもしれないけど、ミニモニ。はプッチモニと同じだけの尺が用意されていると。そのため、タンポポの方で尺が欲しいのであるならば、ミニモニ。の方の尺は今後は短くさせてもらいますよ 的な発言をされていた訳です。
最終的にこのトークは、加護ちゃんが見事なまでに鮮やかに落としてくれる訳なのですが、そこの部分は今回は割愛。
結局ボクが言いたいのは、この当時はうたばんという番組60分の8割程は、ミニモニ。やプッチモニで占められていたという事な訳であり、尺が短いと訴えていたタンポポですら、その回のメインゲストとして出演していたという事なのです。
あの当時はなんとも思っていませんでしたが、今とすれば全く短くないにもかかわらず、尺が短すぎるというこんな訴えが、当時は番組内で出来てしまっていたということ自体が、それはもうとてつもないことだとすら思う訳で、時代は変わってしまったというのか何と言うのか。
娘。本体は、未だメインゲストとしての扱いをかろうじて受けてはいるものの、これがいつまでも続くという保障はどこにもありません。良くも悪くも、娘。をここまで使ってくれているのは、うたばん以外にはないというのもまた事実。
こう考えると、番組内容に少々不服があったとしても「うたばんゲロつまんねー!マジでこいつらウンコだよ。」的な発言をしてしまうのは、あまりにも傲慢なのかもしれません。娘。をメインで扱ってくれているだけで、ボクらは幸せに思うべきなのかもしれません。
いやはやしかし、こんなことで何故ここまで卑屈にならねばならないのか。なんだかとても嫌な時代になったものだなあ。
てかさー、それ以前に短けーよ。こんなに短けーのかよ。
BoAであそこまで尺を取らずに、ミニモニ。の方にまわせばいいというのに。何をやっているんだ。ボクはどうも腑に落ちません。
やっぱりこれは、あのミカさんのグラサンが人類をなめていることが原因なのではないですかね。最早それ以外の原因は考えられませんからね。
もう本当にミカちゃんたら、萌えりんこ☆
とまあ、心にもないウソはこの程度にしておきまして、真面目な話。
この尺の短さは、今のミニモニ。の地位やランクを考えると、この程度で妥当だということなのでしょうか。だとしたらボクはなんとも物悲しい気分です。
同時にボクは、以前に、所謂2期タンポポがうたばんに出演した際のトークで、同番組におけるタンポポとプッチモニの尺の差が激しいということを、飯田さんと矢口さんが石橋、中居両氏に訴えている回があったのを思い出しました。
このときの二人の訴えは、同じように新曲をリリースしても、タンポポのトークはプッチモニの半分程度しかなく、肝心の歌の方も短めにカットされ、悔しいからこういった差をつけるのは止めて欲しいといった趣旨の訴えでした。
実はこのトークの際、当時タンポポとミニモニ。の両グループのメンバーだった加護ちゃんと矢口さんは、ミニモニ。がうたばんに出演した際の事を引き合いに出されていたのです。
タンポポは確かにプッチモニよりは尺は短いかもしれないけど、ミニモニ。はプッチモニと同じだけの尺が用意されていると。そのため、タンポポの方で尺が欲しいのであるならば、ミニモニ。の方の尺は今後は短くさせてもらいますよ 的な発言をされていた訳です。
最終的にこのトークは、加護ちゃんが見事なまでに鮮やかに落としてくれる訳なのですが、そこの部分は今回は割愛。
結局ボクが言いたいのは、この当時はうたばんという番組60分の8割程は、ミニモニ。やプッチモニで占められていたという事な訳であり、尺が短いと訴えていたタンポポですら、その回のメインゲストとして出演していたという事なのです。
あの当時はなんとも思っていませんでしたが、今とすれば全く短くないにもかかわらず、尺が短すぎるというこんな訴えが、当時は番組内で出来てしまっていたということ自体が、それはもうとてつもないことだとすら思う訳で、時代は変わってしまったというのか何と言うのか。
娘。本体は、未だメインゲストとしての扱いをかろうじて受けてはいるものの、これがいつまでも続くという保障はどこにもありません。良くも悪くも、娘。をここまで使ってくれているのは、うたばん以外にはないというのもまた事実。
こう考えると、番組内容に少々不服があったとしても「うたばんゲロつまんねー!マジでこいつらウンコだよ。」的な発言をしてしまうのは、あまりにも傲慢なのかもしれません。娘。をメインで扱ってくれているだけで、ボクらは幸せに思うべきなのかもしれません。
いやはやしかし、こんなことで何故ここまで卑屈にならねばならないのか。なんだかとても嫌な時代になったものだなあ。
▲ 2003.10.18(Sat) / 岡女見忘れるな日記
今日は岡女だど〜。見忘れるなあ〜。
と、いきなり自分に言い聞かせておけば、思わず裏番組の映画クレヨンしんちゃんの方に夢中になってしまうという、そんなうっかりキュートなボケもかまさずに済むものと思われます。
てか、そもそもクレヨンしんちゃんなんて興味ないしね!すこぶるどうでもいいしね!夢中になる要素なんてどこにもないしね!むしろムカツクしね!
当然の如くクレヨンしんちゃんの方は問題なくクリアできるのですが、それよりもボクにとって最大の難関は、NHK教育の中学生日記の方です。
とまあ、中学生日記がめちゃイケと時間帯が被っていれば、この様な模範的なボケもかますことが出来たのですが、ぜーんぜん被ってませんでしたよ。ざーんねん。
そんなこんなで、今日はこれ以外のことを書いてしまうと、本気で忘れてしまう恐れもあるので、「岡女見忘れるな日記」のみで終わりにさせていただきます。
また、メールで「今日の岡女、見忘れないで下さいね。」と送ってくれた人もいまして、ワタクシeiseiは感服いたしました!ありがとぅ!本当にありがとぅ!
君のハートにフォーリンラブ!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【追記】
無事に岡女を観賞する事が出来ました。って、無事に見れました報告をする事自体がすでにどこかおかしな話なのですが。
番組の方は、前回の2時間スペシャルの時と比較すると、「笑い」という面では随分と上をいくものでしたが、恐らくこれはわざとこういう編集の仕方をしたのでしょう。
高々2時間程度の尺では、「笑いあり感動あり」といった編集は極めて困難ですし、敢えて「笑い」の部分はこちら側に凝縮したと。そう考えると、その様にしたことは得策なのかもしれません。
結局、腹筋対決だけはそのままお流れになった感じでしたが、ここは編集を駆使してもいまいち笑いを取れなかったのでしょうかね。
ともかく、今回のと前回のとをあわせて完全版というのは、なかなかにして納得いくものでしたし、おおよそ満足はしておりますが、この際贅沢を言わせてもらうと、ボク的には今回の方も2時間スペシャルにして欲しかったです。
いや、これは確かにかなり贅沢な注文だとは思いますけどね。めちゃイケの前にえなりかずき看板番組をやるぐらいならさ、何とかなるんじゃねーの?って。ついつい思っちゃったもので。でもきっと、えなり君ヲタ以外はみんなそう思ったよネ!
と、いきなり自分に言い聞かせておけば、思わず裏番組の映画クレヨンしんちゃんの方に夢中になってしまうという、そんなうっかりキュートなボケもかまさずに済むものと思われます。
てか、そもそもクレヨンしんちゃんなんて興味ないしね!すこぶるどうでもいいしね!夢中になる要素なんてどこにもないしね!むしろムカツクしね!
当然の如くクレヨンしんちゃんの方は問題なくクリアできるのですが、それよりもボクにとって最大の難関は、NHK教育の中学生日記の方です。
とまあ、中学生日記がめちゃイケと時間帯が被っていれば、この様な模範的なボケもかますことが出来たのですが、ぜーんぜん被ってませんでしたよ。ざーんねん。
そんなこんなで、今日はこれ以外のことを書いてしまうと、本気で忘れてしまう恐れもあるので、「岡女見忘れるな日記」のみで終わりにさせていただきます。
また、メールで「今日の岡女、見忘れないで下さいね。」と送ってくれた人もいまして、ワタクシeiseiは感服いたしました!ありがとぅ!本当にありがとぅ!
君のハートにフォーリンラブ!
【追記】
無事に岡女を観賞する事が出来ました。って、無事に見れました報告をする事自体がすでにどこかおかしな話なのですが。
番組の方は、前回の2時間スペシャルの時と比較すると、「笑い」という面では随分と上をいくものでしたが、恐らくこれはわざとこういう編集の仕方をしたのでしょう。
高々2時間程度の尺では、「笑いあり感動あり」といった編集は極めて困難ですし、敢えて「笑い」の部分はこちら側に凝縮したと。そう考えると、その様にしたことは得策なのかもしれません。
結局、腹筋対決だけはそのままお流れになった感じでしたが、ここは編集を駆使してもいまいち笑いを取れなかったのでしょうかね。
ともかく、今回のと前回のとをあわせて完全版というのは、なかなかにして納得いくものでしたし、おおよそ満足はしておりますが、この際贅沢を言わせてもらうと、ボク的には今回の方も2時間スペシャルにして欲しかったです。
いや、これは確かにかなり贅沢な注文だとは思いますけどね。めちゃイケの前にえなりかずき看板番組をやるぐらいならさ、何とかなるんじゃねーの?って。ついつい思っちゃったもので。でもきっと、えなり君ヲタ以外はみんなそう思ったよネ!
▲ 2003.10.20(Mon) / 頭脳障害
今日のハロモニを見て、なんだか突然ハロモニが垢抜けたなあ といった感想をボクは思わず漏らしてしまった訳ですが、この垢抜けの原因は、司会が保田さんから安倍さんに代わったことにあるのではなく、恐らくセットが一新された事にあるのだと、間違いなくそうなのだと、自分自身に強く念じているところです。
保田和尚さんこんにちは。今の仕事に満足してますか?
さてさて、そんな感じで新司会者は安倍さんとなったわけですが、その安倍さんの司会っぷりと言えば、まあこれといって特筆すべき事柄もなく、残念ながら大方当り障りのない感じではありました。しかし、ここで敢えて失態をあげるとすれば、やっぱり司会者としてまた余計なヒントとか言い出しやがった事でしょうか。
今回は「モー娘。心理分析」と称し、ある一人の実験台に質問をし、二人ずつのチームに別れた残りのメンバーが、その人の回答を予想して当てるというゲーム。
加護ちゃんに対する心理分析の問題は、「テニスラケットを使って一発ギャグをして下さい」というもの。残りのメンバーは、加護ちゃんが実際にどういったギャグをするのか事前に予想する訳ですが、司会者として加護ちゃんの書く回答を事前に見ていた安倍さんは、まるで心優しい天使のごとく皆にヒントを差し上げるのです。
しかし、そのヒントがとんでもなくありえない。
実は、加護ちゃんの書いた回答は「大根おろし」だった訳で、誰がどう見てもこれは、ラケットのガットを張った部分をおろし器に見立てたギャグです。
しかしながらその回答をみるやいなや、「あ〜なるほど!」と自信たっぷりに言い放った安倍さんは、とんでもなくありえない勘違いを。何を血迷ったか、これはラケットを大根そのものに見立てたギャグのことなのだと、何の疑いもなく勝手に信じ込むのです。
いや、おかしいから絶対。どう考えてもラケットと大根とは繋がらないから普通。
そのため、出てきたヒントが「(このギャグは)ラケットを縦に使います」ってやつ。おろし器ならば、当然横向きにしてラケットを使うはずなのですが。
これは最早ヒントでも何でもなく、単なる世迷いごとです。
大体答えが大根であるならば、テロップには「大根」と書くわけであり、「大根おろし」と書いてある以上、これは当然大根おろしのことだろうがボケが。 とボクは思わず口走ってしまった訳ですが、しかし、こんなことを思ってしまうのは、恐らくボクが単なる凡人であるがゆえであり、きっと安倍さんほどにもなれば、これは、そういった既成概念にとらわれないアーティスト的なフィーリングが自然と溢れ出てくるがゆえの結果なのでしょう。だって、そう考えないとヤバ過ぎるもの。
天才肌だからこそなし得る独創的な発想。これだ!これだよこれ!間違いなくこれだよ!
だから、思ってません。ボクは安倍さんが頭脳障害だなんて、そんな失礼な事、これっぽっちも思ったりなんかしてませんよー。
保田和尚さんこんにちは。今の仕事に満足してますか?
さてさて、そんな感じで新司会者は安倍さんとなったわけですが、その安倍さんの司会っぷりと言えば、まあこれといって特筆すべき事柄もなく、残念ながら大方当り障りのない感じではありました。しかし、ここで敢えて失態をあげるとすれば、やっぱり司会者としてまた余計なヒントとか言い出しやがった事でしょうか。
今回は「モー娘。心理分析」と称し、ある一人の実験台に質問をし、二人ずつのチームに別れた残りのメンバーが、その人の回答を予想して当てるというゲーム。
加護ちゃんに対する心理分析の問題は、「テニスラケットを使って一発ギャグをして下さい」というもの。残りのメンバーは、加護ちゃんが実際にどういったギャグをするのか事前に予想する訳ですが、司会者として加護ちゃんの書く回答を事前に見ていた安倍さんは、まるで心優しい天使のごとく皆にヒントを差し上げるのです。
しかし、そのヒントがとんでもなくありえない。
実は、加護ちゃんの書いた回答は「大根おろし」だった訳で、誰がどう見てもこれは、ラケットのガットを張った部分をおろし器に見立てたギャグです。
しかしながらその回答をみるやいなや、「あ〜なるほど!」と自信たっぷりに言い放った安倍さんは、とんでもなくありえない勘違いを。何を血迷ったか、これはラケットを大根そのものに見立てたギャグのことなのだと、何の疑いもなく勝手に信じ込むのです。
いや、おかしいから絶対。どう考えてもラケットと大根とは繋がらないから普通。
そのため、出てきたヒントが「(このギャグは)ラケットを縦に使います」ってやつ。おろし器ならば、当然横向きにしてラケットを使うはずなのですが。
これは最早ヒントでも何でもなく、単なる世迷いごとです。
大体答えが大根であるならば、テロップには「大根」と書くわけであり、「大根おろし」と書いてある以上、これは当然大根おろしのことだろうがボケが。 とボクは思わず口走ってしまった訳ですが、しかし、こんなことを思ってしまうのは、恐らくボクが単なる凡人であるがゆえであり、きっと安倍さんほどにもなれば、これは、そういった既成概念にとらわれないアーティスト的なフィーリングが自然と溢れ出てくるがゆえの結果なのでしょう。だって、そう考えないとヤバ過ぎるもの。
天才肌だからこそなし得る独創的な発想。これだ!これだよこれ!間違いなくこれだよ!
だから、思ってません。ボクは安倍さんが頭脳障害だなんて、そんな失礼な事、これっぽっちも思ったりなんかしてませんよー。
▲ [TEXT] 2003.10.21(Tue) / 問題児演出から思うこと
何気なく6期メン加入オーディション特番を見直していました。
この番組、あの当時はなんとも思わなかったものの、6期メンバーの現状を知っている今改めて見てみると、実は演出の部分に相当な違和感があります。
ナレーションによる「問題児」という言葉の連発。しかし、今現在の6期を見て、彼女達に対し尚問題児というイメージを抱いている人は果たしてどれくらいいると言うのでしょうか。かろうじて「問題児」としての任務を全うしているのは、今となっては田中さんぐらいなものです。
これはすなわち、番組側が作為的に作り上げようとしたイメージであり、完全なる演出である訳ですが、問題なのは、このような演出をする事にどのようなメリットがあったのかということ。
彼女達が生粋の問題児であるならば、確かにテレビ番組として何のひねりも無いものとなるものの、この演出は至極自然のものなのかもしれませんが、そうではない以上、これは明確なる「狙い」が番組側にあったがゆえの演出と考えざるを得ません。
だとしたらその狙いとは何なのか、そしてその先にあるメリットとは一体何なのか。
唯一考えられるものが、こういった「問題児」的な演出を施し、その後彼女達が成長していく様子を描き出すというベタなもの。
しかしながら、この番組ではその成長部分としてフォローするはずの演出があまりにも少な過ぎであり、そういったはっきりと「成長」と言えるような印象は見ていてほとんど伝わってきません。つまりこれは、番組側の「狙い」ではなかったということになります。
結局今のボクには、この問題児演出における番組側の真意が全く分かっていないわけなのですが、こういったその場しのぎの適当な演出などに一体どれだけの効果があると言うのでしょう。全く狙いの見えない演出。果たして必要あるものだったのでしょうか。
確かにテレビ番組の多くは、一度放送してしまえばそれっきり。その時だけのインパクトを狙って偏った演出を施すということも考えられなくもないですが、そのようなその時限定の一時的な演出程意味が無く、その後何の役に立たないものはありません。
実はこれは、テレビ番組以外にも言える事。
その時その時だけの一時的な演出、その時その時だけの一時的な企画。長期的な視点を持たない、その場しのぎの演出・企画による効果など高が知れています。本当に必要なものは、長期的かつしっかりとした狙いを持った明確なるコンセプト。
その場しのぎではなく、しっかりとした明確なコンセプトが無い限り、本当の意味で人心を引きつける事など出来るはずもありません。
ZYXとあぁ!に一体どれだけの違いがあるというのでしょう。そして何よりもつんく♂自身、これらの違いをしっかりと説明することができるのでしょうか。
昨今のユニットを見て、ボクとしてはその辺が甚だ疑問であり、疑わしく思っている部分なのです。
この番組、あの当時はなんとも思わなかったものの、6期メンバーの現状を知っている今改めて見てみると、実は演出の部分に相当な違和感があります。
ナレーションによる「問題児」という言葉の連発。しかし、今現在の6期を見て、彼女達に対し尚問題児というイメージを抱いている人は果たしてどれくらいいると言うのでしょうか。かろうじて「問題児」としての任務を全うしているのは、今となっては田中さんぐらいなものです。
これはすなわち、番組側が作為的に作り上げようとしたイメージであり、完全なる演出である訳ですが、問題なのは、このような演出をする事にどのようなメリットがあったのかということ。
彼女達が生粋の問題児であるならば、確かにテレビ番組として何のひねりも無いものとなるものの、この演出は至極自然のものなのかもしれませんが、そうではない以上、これは明確なる「狙い」が番組側にあったがゆえの演出と考えざるを得ません。
だとしたらその狙いとは何なのか、そしてその先にあるメリットとは一体何なのか。
唯一考えられるものが、こういった「問題児」的な演出を施し、その後彼女達が成長していく様子を描き出すというベタなもの。
しかしながら、この番組ではその成長部分としてフォローするはずの演出があまりにも少な過ぎであり、そういったはっきりと「成長」と言えるような印象は見ていてほとんど伝わってきません。つまりこれは、番組側の「狙い」ではなかったということになります。
結局今のボクには、この問題児演出における番組側の真意が全く分かっていないわけなのですが、こういったその場しのぎの適当な演出などに一体どれだけの効果があると言うのでしょう。全く狙いの見えない演出。果たして必要あるものだったのでしょうか。
確かにテレビ番組の多くは、一度放送してしまえばそれっきり。その時だけのインパクトを狙って偏った演出を施すということも考えられなくもないですが、そのようなその時限定の一時的な演出程意味が無く、その後何の役に立たないものはありません。
実はこれは、テレビ番組以外にも言える事。
その時その時だけの一時的な演出、その時その時だけの一時的な企画。長期的な視点を持たない、その場しのぎの演出・企画による効果など高が知れています。本当に必要なものは、長期的かつしっかりとした狙いを持った明確なるコンセプト。
その場しのぎではなく、しっかりとした明確なコンセプトが無い限り、本当の意味で人心を引きつける事など出来るはずもありません。
ZYXとあぁ!に一体どれだけの違いがあるというのでしょう。そして何よりもつんく♂自身、これらの違いをしっかりと説明することができるのでしょうか。
昨今のユニットを見て、ボクとしてはその辺が甚だ疑問であり、疑わしく思っている部分なのです。
▲ [TEXT] 2003.10.22(Wed) / ハロプロ帝国
ついこの前、「ボクはもう見るつもりは無いでーす。」なんて茶目っ気満載で言っていたはずのM黙(道重さゆみさんが黙りすぎの略)なのですが、チャンネルを変えたら偶然やっていましたので、思わず見てしまいました。
Springsだかなんだかという、それはもうナックルをはめ込んだ拳で、思わず本気で顔面をぶん殴りたくなってしまう級の女の子3人のグループがゲスト出演をしていた訳ですが、なんでしょうか、同世代の道重さんと彼女達とのこの差は。
ルックス、愛らしさ、パフォーマンス性。どれをとっても、道重さんはこの3人を凌駕していたわけであり、御三方は道重さんの足元にすら全く及んでいませんでした。
そう思ってしまうのは、ボクがモヲタだからだ。 と言われてしまえばそれまでですが、例えその辺を差し引いたとしても、この差はあまりにも歴然としています。これは道重さんが可愛すぎるが故なのか、それともこの3人があまりにも酷すぎるが故なのか。
ボク個人としては、どちらかというと後者が原因の様な気もしますが、とにかくこれはちょっといただけない。
ここ最近、わけの分からない年少グループが無闇やたらにデビューしているような気がするのですが、そのどれをとってもかなり酷いレベルといった印象です。
もちろんグループ名やらなにやら詳しいことは全然分からないですし、具体的なものは何一つ思い浮かばないのですが、最近はパッと見で、とても不愉快になる様なレベルの子ばかりをテレビ上で見かけるような気がします。
テレビに出ても許されるルックス水準が、この様に著しく低下してしまっていることは、かなり許しがたいことだとボク個人としては思うわけですが、しかし、こんな低レベルの子達しか出てこれないというのが現状であるならば、ハロプロを越えるようなグループ、団体はこれは暫くは出てきそうもありません。
今となっては年端も行かぬ女の子たちがユニットを組む時点で、ハロプロの二番煎じと言われてしまうのがオチ。それを越えるためには、ハロプロを完全凌駕する程の美少女軍団でなければならないのは明白です。キッズやらあぁ!やらの出現で、最早最年少ユニット的な話題すらもハロプロが独占しているものです。
本来ならばルックスではなく、むしろキャラクター性の方がより多くの人間に受け入れられるには重要なファクターとなってくるわけですが、このキャラクター性を世間に浸透させるには、一時的なメディア露出では当然不可能です。これらキャラクター性を確実に浸透させるには、それだけのバックグラウンドが必要となるわけで、これは一朝一夕に達成できるというようなものではありません。
そう考えると、今後も暫くはハロプロ帝国時代は安泰であり、むしろ更なる飛躍すらも予感させます。
しかしながら、ボク個人としてはこの状況が好ましい状況とはとても思えません。
何よりもこういった状況こそが、この事務所が増長し続ける一番の要因となっているのですから。
Springsだかなんだかという、それはもうナックルをはめ込んだ拳で、思わず本気で顔面をぶん殴りたくなってしまう級の女の子3人のグループがゲスト出演をしていた訳ですが、なんでしょうか、同世代の道重さんと彼女達とのこの差は。
ルックス、愛らしさ、パフォーマンス性。どれをとっても、道重さんはこの3人を凌駕していたわけであり、御三方は道重さんの足元にすら全く及んでいませんでした。
そう思ってしまうのは、ボクがモヲタだからだ。 と言われてしまえばそれまでですが、例えその辺を差し引いたとしても、この差はあまりにも歴然としています。これは道重さんが可愛すぎるが故なのか、それともこの3人があまりにも酷すぎるが故なのか。
ボク個人としては、どちらかというと後者が原因の様な気もしますが、とにかくこれはちょっといただけない。
ここ最近、わけの分からない年少グループが無闇やたらにデビューしているような気がするのですが、そのどれをとってもかなり酷いレベルといった印象です。
もちろんグループ名やらなにやら詳しいことは全然分からないですし、具体的なものは何一つ思い浮かばないのですが、最近はパッと見で、とても不愉快になる様なレベルの子ばかりをテレビ上で見かけるような気がします。
テレビに出ても許されるルックス水準が、この様に著しく低下してしまっていることは、かなり許しがたいことだとボク個人としては思うわけですが、しかし、こんな低レベルの子達しか出てこれないというのが現状であるならば、ハロプロを越えるようなグループ、団体はこれは暫くは出てきそうもありません。
今となっては年端も行かぬ女の子たちがユニットを組む時点で、ハロプロの二番煎じと言われてしまうのがオチ。それを越えるためには、ハロプロを完全凌駕する程の美少女軍団でなければならないのは明白です。キッズやらあぁ!やらの出現で、最早最年少ユニット的な話題すらもハロプロが独占しているものです。
本来ならばルックスではなく、むしろキャラクター性の方がより多くの人間に受け入れられるには重要なファクターとなってくるわけですが、このキャラクター性を世間に浸透させるには、一時的なメディア露出では当然不可能です。これらキャラクター性を確実に浸透させるには、それだけのバックグラウンドが必要となるわけで、これは一朝一夕に達成できるというようなものではありません。
そう考えると、今後も暫くはハロプロ帝国時代は安泰であり、むしろ更なる飛躍すらも予感させます。
しかしながら、ボク個人としてはこの状況が好ましい状況とはとても思えません。
何よりもこういった状況こそが、この事務所が増長し続ける一番の要因となっているのですから。
▲ 2003.10.23(Thu) / 爽やかにお気に入り
そう言えば、ボクともあろう人間がここ最近自身の爽やかさをアピールする事をどうもうっかり忘れていた気がします。こりゃいけねー(舌をぺロッと出しながら)。
まあ、とは言っても、毎日爽やかを食し、爽やかを排泄しているというボクでありますがゆえ、そんなアピールをわざわざしなくとも、毎日十二分に爽やかさは皆さんに伝わっているとは思うのですがね。
さて、そんなスペシャル爽やかーナなボクとしては珍しく、11月6日に発売される娘。の新曲「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」を先走って聴いてしまった訳なのですが、あまり巷の評判が良くないという印象があったため、傾聴することなくかなり軽い気持ちで聴いたのが功を奏したのか、思ったよりもよっぽど自分の好きな感じの曲だった事にむしろ若干驚いてしまったほどでした。
この曲が娘。の過去の楽曲と比べて優れているのか、劣っているのかなんてことはボクには判断がつきませんし、そもそも楽曲的に優れている、劣っているなんてことはボクとしてはすこぶるどうでもいい事。元来楽曲の優劣などは、あれこれ考えて答えが出るようなものではないはずです。
ボクとしては、一度聴いてその後にすぐに繰り返し聴きたくなるのかどうかということが、その楽曲が好きかどうかの判断をくだす一つの条件でもあるわけですが、この曲はその条件を見事にクリアしていました。つまり、特に明確なる理由は無いのですが、実際無性にリピートさせて聴きたくなる衝動に駆られたのです。
確かにこの曲は聴いていて特にかっこいいとも思わないし、すごいとも思わない。単調でどちらかというと安っぽく、一般的には評価されにくい曲なのかもしれません。
しかしボクには、この曲こそが今後の娘。を見事に象徴した楽曲であるとすら感じました。正にこれからの娘。を反映した一曲。
少し前までの娘。の楽曲としては、この曲は絶対にありえないものです。今現在の娘。であり、そしてこれからの新しい時代を見据えているからこそ成立した曲。これが厳密に言うと進化なのか退化なのかは分かりませんし、その辺を詮索するつもりは毛頭ありませんが、娘。は間違いなく確実に変化しています。
この辺の楽曲を自然と享受できたことで、ボクの中には、まだ暫くは娘。の楽曲を楽しむことが出来るという確信めいたものが爽やかに芽生えました。それはもうとてつもなく爽やかに。
とにかく、何も考えずに聴いていて無条件で楽しめる曲って非常に心地いいものです。
こんなにまでトロピカ〜ル 爽やか〜ナなボクが言うのですから間違いない。間違いなくこの曲は、究極のアニソンですよッ。
まあ、とは言っても、毎日爽やかを食し、爽やかを排泄しているというボクでありますがゆえ、そんなアピールをわざわざしなくとも、毎日十二分に爽やかさは皆さんに伝わっているとは思うのですがね。
さて、そんなスペシャル爽やかーナなボクとしては珍しく、11月6日に発売される娘。の新曲「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」を先走って聴いてしまった訳なのですが、あまり巷の評判が良くないという印象があったため、傾聴することなくかなり軽い気持ちで聴いたのが功を奏したのか、思ったよりもよっぽど自分の好きな感じの曲だった事にむしろ若干驚いてしまったほどでした。
この曲が娘。の過去の楽曲と比べて優れているのか、劣っているのかなんてことはボクには判断がつきませんし、そもそも楽曲的に優れている、劣っているなんてことはボクとしてはすこぶるどうでもいい事。元来楽曲の優劣などは、あれこれ考えて答えが出るようなものではないはずです。
ボクとしては、一度聴いてその後にすぐに繰り返し聴きたくなるのかどうかということが、その楽曲が好きかどうかの判断をくだす一つの条件でもあるわけですが、この曲はその条件を見事にクリアしていました。つまり、特に明確なる理由は無いのですが、実際無性にリピートさせて聴きたくなる衝動に駆られたのです。
確かにこの曲は聴いていて特にかっこいいとも思わないし、すごいとも思わない。単調でどちらかというと安っぽく、一般的には評価されにくい曲なのかもしれません。
しかしボクには、この曲こそが今後の娘。を見事に象徴した楽曲であるとすら感じました。正にこれからの娘。を反映した一曲。
少し前までの娘。の楽曲としては、この曲は絶対にありえないものです。今現在の娘。であり、そしてこれからの新しい時代を見据えているからこそ成立した曲。これが厳密に言うと進化なのか退化なのかは分かりませんし、その辺を詮索するつもりは毛頭ありませんが、娘。は間違いなく確実に変化しています。
この辺の楽曲を自然と享受できたことで、ボクの中には、まだ暫くは娘。の楽曲を楽しむことが出来るという確信めいたものが爽やかに芽生えました。それはもうとてつもなく爽やかに。
とにかく、何も考えずに聴いていて無条件で楽しめる曲って非常に心地いいものです。
こんなにまでトロピカ〜ル 爽やか〜ナなボクが言うのですから間違いない。間違いなくこの曲は、究極のアニソンですよッ。
▲ 2003.10.26(Sun) / 萌えりんこスマイル
今日のハロモニのことばプロレスという企画は、以前にやったことばJUDOの単なる劣化コピーじゃないか
バカヤロウ。 とぼやいてしまったのは恐らくボクだけではないと思うのですが、しかしこの結果スタッフが企画に苦しんでいる様がひしひしと伝わり、なんとも物悲しくもなったものです。
当然番組内容といえばことばJUDOそのものでしたし、特に見所となるようなところはなかったわけですが、こういう時こそ大活躍してしまうのが亀井絵里たんその人なわけです。
「遅刻をしたときの言い訳」というお題の下、絵里たんが繰り出したることば技は、『赤信号にあった』というものと『お弁当忘れました』というもの。
何のひねりもありません。呆れるほど普通です。本来ならば、こんなに普通過ぎる発言など許されるはずもありません。
しかしながら、この普通の発言が許されてしまうのは、こんなにまで狂おしい萌えりんこスマイルが炸裂したがこそ。
究極の萌えりんこスマイル。
こんな萌えりんこスマイルをされた日にゃ、全てを許さざるを得ません。
こうなったらお兄さんはもう何でも買ってあげるぞ☆
なっちが抜けたあとの娘。のスマイルキャラはこの子で決定ですね。萌えりんこスマイルキャラ。
ちなみにこの企画において、絵里たんとタッグを組んだ新垣さんは、その絵里たんとは逆に、あれこれと考えながら一生懸命笑いを取りにきている感は十分に感じはしたものの、どうにもこうにもいまいち「笑い」というものをまだ理解していないようでした。
当然番組内容といえばことばJUDOそのものでしたし、特に見所となるようなところはなかったわけですが、こういう時こそ大活躍してしまうのが亀井絵里たんその人なわけです。
「遅刻をしたときの言い訳」というお題の下、絵里たんが繰り出したることば技は、『赤信号にあった』というものと『お弁当忘れました』というもの。
何のひねりもありません。呆れるほど普通です。本来ならば、こんなに普通過ぎる発言など許されるはずもありません。
しかしながら、この普通の発言が許されてしまうのは、こんなにまで狂おしい萌えりんこスマイルが炸裂したがこそ。
究極の萌えりんこスマイル。
こんな萌えりんこスマイルをされた日にゃ、全てを許さざるを得ません。
こうなったらお兄さんはもう何でも買ってあげるぞ☆
なっちが抜けたあとの娘。のスマイルキャラはこの子で決定ですね。萌えりんこスマイルキャラ。
ちなみにこの企画において、絵里たんとタッグを組んだ新垣さんは、その絵里たんとは逆に、あれこれと考えながら一生懸命笑いを取りにきている感は十分に感じはしたものの、どうにもこうにもいまいち「笑い」というものをまだ理解していないようでした。
▲ [TEXT] 2003.10.28(Tue) / モーニング娘。とキッズ
HEY! HEY! HEY!で娘。が新曲「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」を歌っているのを観賞しました。
曲の大半がCDの音源によるものでしたので、スタジオライブとして見ることの利点は、実際に娘。が踊っている様子を目にしながら曲を聴くという点のみだったわけですが、音源だけで聴くよりは、こちらの方がこの曲の持つ「安っぽさ」というものを感じませんでした。
恐らくこの曲に対して、ボクも含め多くの人が抱く「安っぽい」という印象の原因は、全くメッセージ性が無く一切重みの無い歌詞に加えて、サビの部分の単調なメロディーの繰り返しが主だとは思われますが、それ以上に、実は今の娘。達には、あまりにもこういった曲がマッチし過ぎることが原因なのではないのだろうか とボクは思ったのです。
つまり、主の原因は現在の娘。達の「声質」。
この曲の持つメッセージ性の低い歌詞、駆け巡るような疾走感、これらは正直言ってボクが娘。の曲の中では未だに一番のお気に入りである「ここにいるぜぇ!」と大差が無いように思えます。
ではなぜボク自身、この2曲にはこれほどにまで抱く印象に差があったのか。その答えが、ボクには現在と昔の娘。達の「声質の違い」と思えてならないのです。
今の娘。は、メンバーの卒業、そしてそれに伴ったメインボーカルのシフト等が影響し、明らかに1年前とはその声質に大きな変化が起こっており、1年前と比べると「幼く聴こえてしまう声質」となっていることは、最早否定できない事実です。
そういった「幼い声質」を持つ現在の娘。が、そのままそのイメージにかっちりとはまってしまうような今回の歌を歌ってしまうことが、逆に聴く側に多大なる違和感を生み出したとは考えられないでしょうか。
実はこの論法に則ると、あぁ!の「FIRST KISS」という曲が高評価されていることにも説明がつきます。
この「FIRST KISS」という曲は、まだまだ未完成ながらも、小学校3年生の少女とは思えないほどの歌唱力を持つ鈴木愛理をメインボーカルに、平均年齢11歳のユニットという、そのイメージにそぐわない大人っぽく落ち着いた曲調。その様な歌を、やはり「幼い声」を持つあぁ!が歌うことに価値があり、それが聴く側の気を引く最大の要因でもあります。
もしこのあぁ!というユニットの曲が、そのイメージ通りに平均年齢11歳のユニットとしては等身大ともいえるような幼く幼稚な曲であったら、果たして同様に高い評価を得る事は出来たでしょうか。
声質が原因であるならば、その「幼い声質」を持つ今の娘。が歌うことで、お手軽に高評価を得られるような曲というのを考えると、やはりこの場合も大人っぽい曲調の歌ということになってしまうのかもしれませんが、今となってはキッズの台頭により、この手法を娘。側に適用するということはいささか勇気のいる行為です。
これらは、キッズの台頭に娘。の幼児化がオーバーラップした事が原因なのか、それとも想像以上にキッズが著しく成長した事が原因なのか、どちらにせよボクとしては、現状は娘。にとっては確実に不利な状況と思えてなりません。
娘。とキッズ。一体どちらに優位性があると言うのでしょう。今となってはこれすらもあやふやであり曖昧です。
娘。の終焉を決定付ける要素は、最早キッズの存在以外には無いとすらボクには思えてしまいます。
いやしかし、まだまだ希望を捨てるには早い。
考え様によっては、娘。の新曲「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」は、娘。以上にイメージがかっちりとはまってしまう以上、現在のキッズにはまだ歌うことのできない曲と言うこともできます。
そしてそれらの条件の下、この歌を歌うこと。まさにこれこそが今現在の娘。の存在意義とも言えるのではないでしょうか。
とまあ、最後の方は半ば強引に結論付けただけであり、もちろん本心であるとは言い難いのですが、そういった懸念がボクの中にはあるということもまた事実です。
ただ、ボクとしてはやっぱり「FIRST KISS」よりも「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」の方が聴いていて無条件で楽しくなるし、「FIRST KISS」は他のユニットでも歌うことができても、何よりもやっぱりこの「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」という歌は娘。にしか歌えない一曲だよなあ と思ったのでした。
それだけで十分にこの歌を聴く価値はありますよ。恐らくきっと。
曲の大半がCDの音源によるものでしたので、スタジオライブとして見ることの利点は、実際に娘。が踊っている様子を目にしながら曲を聴くという点のみだったわけですが、音源だけで聴くよりは、こちらの方がこの曲の持つ「安っぽさ」というものを感じませんでした。
恐らくこの曲に対して、ボクも含め多くの人が抱く「安っぽい」という印象の原因は、全くメッセージ性が無く一切重みの無い歌詞に加えて、サビの部分の単調なメロディーの繰り返しが主だとは思われますが、それ以上に、実は今の娘。達には、あまりにもこういった曲がマッチし過ぎることが原因なのではないのだろうか とボクは思ったのです。
つまり、主の原因は現在の娘。達の「声質」。
この曲の持つメッセージ性の低い歌詞、駆け巡るような疾走感、これらは正直言ってボクが娘。の曲の中では未だに一番のお気に入りである「ここにいるぜぇ!」と大差が無いように思えます。
ではなぜボク自身、この2曲にはこれほどにまで抱く印象に差があったのか。その答えが、ボクには現在と昔の娘。達の「声質の違い」と思えてならないのです。
今の娘。は、メンバーの卒業、そしてそれに伴ったメインボーカルのシフト等が影響し、明らかに1年前とはその声質に大きな変化が起こっており、1年前と比べると「幼く聴こえてしまう声質」となっていることは、最早否定できない事実です。
そういった「幼い声質」を持つ現在の娘。が、そのままそのイメージにかっちりとはまってしまうような今回の歌を歌ってしまうことが、逆に聴く側に多大なる違和感を生み出したとは考えられないでしょうか。
実はこの論法に則ると、あぁ!の「FIRST KISS」という曲が高評価されていることにも説明がつきます。
この「FIRST KISS」という曲は、まだまだ未完成ながらも、小学校3年生の少女とは思えないほどの歌唱力を持つ鈴木愛理をメインボーカルに、平均年齢11歳のユニットという、そのイメージにそぐわない大人っぽく落ち着いた曲調。その様な歌を、やはり「幼い声」を持つあぁ!が歌うことに価値があり、それが聴く側の気を引く最大の要因でもあります。
もしこのあぁ!というユニットの曲が、そのイメージ通りに平均年齢11歳のユニットとしては等身大ともいえるような幼く幼稚な曲であったら、果たして同様に高い評価を得る事は出来たでしょうか。
声質が原因であるならば、その「幼い声質」を持つ今の娘。が歌うことで、お手軽に高評価を得られるような曲というのを考えると、やはりこの場合も大人っぽい曲調の歌ということになってしまうのかもしれませんが、今となってはキッズの台頭により、この手法を娘。側に適用するということはいささか勇気のいる行為です。
これらは、キッズの台頭に娘。の幼児化がオーバーラップした事が原因なのか、それとも想像以上にキッズが著しく成長した事が原因なのか、どちらにせよボクとしては、現状は娘。にとっては確実に不利な状況と思えてなりません。
娘。とキッズ。一体どちらに優位性があると言うのでしょう。今となってはこれすらもあやふやであり曖昧です。
娘。の終焉を決定付ける要素は、最早キッズの存在以外には無いとすらボクには思えてしまいます。
いやしかし、まだまだ希望を捨てるには早い。
考え様によっては、娘。の新曲「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」は、娘。以上にイメージがかっちりとはまってしまう以上、現在のキッズにはまだ歌うことのできない曲と言うこともできます。
そしてそれらの条件の下、この歌を歌うこと。まさにこれこそが今現在の娘。の存在意義とも言えるのではないでしょうか。
とまあ、最後の方は半ば強引に結論付けただけであり、もちろん本心であるとは言い難いのですが、そういった懸念がボクの中にはあるということもまた事実です。
ただ、ボクとしてはやっぱり「FIRST KISS」よりも「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」の方が聴いていて無条件で楽しくなるし、「FIRST KISS」は他のユニットでも歌うことができても、何よりもやっぱりこの「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」という歌は娘。にしか歌えない一曲だよなあ と思ったのでした。
それだけで十分にこの歌を聴く価値はありますよ。恐らくきっと。
▲ 2003.10.29(Wed) / 箇条書き
■ゴロッキーズ
あーそういえば。 なんて思いながら久しぶりに見てみましたところ、「無理問答」と称した5期vs6期のゲーム対決をやっていました。先攻側が発した質問に対し後攻側はすぐにそれに応えるのですが、その質問とは全く噛み合わない応えで返さなければアウトといった、非常に頭の悪そうなルールの対決。スタジオに漂うなんとも言えないグダグダ感とかがたまらなく素敵でした。
藤本さんが紺野さんに負けて半ギレ状態だったことは、間違いなく番組に彩りを与える要素だったわけですが、どうにもこうにもこの番組は、出演者の衣装が個人的には良くないと思うので、全員バニーガールコスにさせてあげて下さい。
■Mの黙示録
道重さん自身がまるでゲストであるかのように、話を振られない限りにおいては一切喋らないところが、この番組の最大の見所。無理して話に加わろうとしたり、自分で話を振ってみたりなど、そういう無駄なエネルギー消費は極力抑えて、常にそのまんまるお目目でキョロキョロしていれば、この上なくボクが幸せになるので、いつまでもそうしていて下さいなヒャッホ――イ!
以前にも述べたとおり、番組最後の女神コスは、道重さんこそが適任だというのは最早間違いのないことなわけですが(だって頭の中で想像しただけですごかったもの)、この際音楽評論の方も道重さんが担当すれば、この番組の視聴率はわざわざ操作なんてしなくたって20%超など屁でもないことだと思います。
ていうか、ポックンM黙見過ぎだよネ!
■ハロプロ楽曲大賞2003
色々なサイトで話題になっているわけですが、ボクも前回の2002の時と同様、今回も参加させていただこうと思っています。問題は、今年は5曲も選曲できるのか ということ。去年はお気に入りの曲が多すぎて、5曲に絞ることが大変だったのに、今年はパッと考えてもお気に入りの曲が5曲も出てきませんでした。これは、つぅんくぅが眉毛ばかりを弄くっていることが原因なのではないでしょうか。
まあ、とりあえず間違えなく選ばれるであろう曲は「MI DA RA摩天楼」と「行くZYX!FLY HIGH」。理由は、メロン記念日とZYXの方が安倍麻美さんよりはボクは好きだからでーす。なーんて言ってみちゃったりして☆
ちなみにボクが今現在一番聴いている曲と言えば、「MIDNIGHT SUBMARINE」。未来警察ウラシマンのオープニング主題歌で、「水の星に愛をこめて」級の名曲です。
あー。こういう更新って楽かも。
あーそういえば。 なんて思いながら久しぶりに見てみましたところ、「無理問答」と称した5期vs6期のゲーム対決をやっていました。先攻側が発した質問に対し後攻側はすぐにそれに応えるのですが、その質問とは全く噛み合わない応えで返さなければアウトといった、非常に頭の悪そうなルールの対決。スタジオに漂うなんとも言えないグダグダ感とかがたまらなく素敵でした。
藤本さんが紺野さんに負けて半ギレ状態だったことは、間違いなく番組に彩りを与える要素だったわけですが、どうにもこうにもこの番組は、出演者の衣装が個人的には良くないと思うので、全員バニーガールコスにさせてあげて下さい。
■Mの黙示録
道重さん自身がまるでゲストであるかのように、話を振られない限りにおいては一切喋らないところが、この番組の最大の見所。無理して話に加わろうとしたり、自分で話を振ってみたりなど、そういう無駄なエネルギー消費は極力抑えて、常にそのまんまるお目目でキョロキョロしていれば、この上なくボクが幸せになるので、いつまでもそうしていて下さいなヒャッホ――イ!
以前にも述べたとおり、番組最後の女神コスは、道重さんこそが適任だというのは最早間違いのないことなわけですが(だって頭の中で想像しただけですごかったもの)、この際音楽評論の方も道重さんが担当すれば、この番組の視聴率はわざわざ操作なんてしなくたって20%超など屁でもないことだと思います。
ていうか、ポックンM黙見過ぎだよネ!
■ハロプロ楽曲大賞2003
色々なサイトで話題になっているわけですが、ボクも前回の2002の時と同様、今回も参加させていただこうと思っています。問題は、今年は5曲も選曲できるのか ということ。去年はお気に入りの曲が多すぎて、5曲に絞ることが大変だったのに、今年はパッと考えてもお気に入りの曲が5曲も出てきませんでした。これは、つぅんくぅが眉毛ばかりを弄くっていることが原因なのではないでしょうか。
まあ、とりあえず間違えなく選ばれるであろう曲は「MI DA RA摩天楼」と「行くZYX!FLY HIGH」。理由は、メロン記念日とZYXの方が安倍麻美さんよりはボクは好きだからでーす。なーんて言ってみちゃったりして☆
ちなみにボクが今現在一番聴いている曲と言えば、「MIDNIGHT SUBMARINE」。未来警察ウラシマンのオープニング主題歌で、「水の星に愛をこめて」級の名曲です。
あー。こういう更新って楽かも。
▲ [TEXT] 2003.10.30(Thu) / つんく♂のやる気
「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」を聴くうえで、やはりどうしても外せないのは「FIRST KISS」という楽曲の存在なのだと思います。
などといった唐突な発言から始めてみましたが、これは当然、この2曲の発売日がわずか1週間違いであり、そうなるとやはりレコーディング時期もある程度重なっていたのだろうという予測の下。
曲の良し悪しは、多くの人がそう見解するように、その人間の趣味趣向に合うか合わないかで判断されていることが大半。よってそこには信憑性などは無いわけですが、「曲の作り方」ということに関しては、その製作者の力の入れ具合や思い入れなどが、等しく聴く側にも容易くわかってしまうものです。
つまりは、それぞれの楽曲に対するつんく♂自身のやる気。実はこの2曲には、これが著しい違いとなって表れています。
つんく♂の「FIRST KISS」に対するオフィシャルコメント。
「この曲は、ファッションや音楽に目覚めたローティーンが初めて手にしたCDになれば、将来、もっと完成豊かな日本になるかな…。という自信作です。それぞれの世代でこの『せつなさ』を感じて欲しいと思います。」
実はこの言葉通り、この「FIRST KISS」という楽曲にはつんく♂のみなぎるようなやる気を随所に感じることが出来ます。1フレーズ1フレーズの歌い方に対する指導。そこにはつんく♂のこだわりが盛り込まれているのです。
「あかんあかん。そこはそうやないねん。こうやねん。こう歌わなあかんねん。ぐっへへへ。」
この曲は、言うなればつんく♂の性癖その他モロモロをギュッと集約した究極の1曲。そのため当然レコーディングにも随分と時間をかけたであろうことは、曲の仕上がりを見れば明白です。
では一方の「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」はどうでしょう。
ソロパートのないユニゾン構成は、何よりもレコーディングに時間がかけられていないことの証拠です。曲調が「安っぽい」からといって、その楽曲制作にかけられた時間が少ないとは直接には言い難いものなのですが、この曲の実際の音録りには、ほとんど時間をかけられていないのだろうなあ という懸念は、この曲の曲調ではなく、この曲の「仕上がり具合」を考えると払拭できません。
これは間違いなく、ハロプロの中心であるはずの娘。の、今年の最後を締めくくる楽曲のレコーディング時間は、あろうことかあぁ!というハロープロジェクトキッズを中心に構成された、突発的なユニットのデビューシングルのレコーディング時間に当てられた。 ということ。
この事実を皆さんは果たしてどう思うでしょう。
つんく♂の興味の対象は、今となっては完全にキッズにシフトしてしまっています。
最早存在自体を抹消しようとしているのではないかとすら思えるタンポポ、プッチモニの活動休止という事実も助長し、彼のやる気と制作意欲は、今後はキッズプロデュース以外には出てこないのではないか という不安はどんどん膨らむばかり。少なくともこの2曲の歴然とした差は、ボクとしてはあまり考えたくない事態でした。
この2曲を実際に耳にした際、上述のことをすぐさま感じてしまったボクには、たとえそうだとしても「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」が駄曲だとは、軽い気持ちで口にすることは出来ません。それが何ら事態の解決にはならなくても、そう口にすることは、今後のハロプロの上下を、何よりも自分自身が認めることになってしまうのだ と強く感じてしまったのですから。
などといった唐突な発言から始めてみましたが、これは当然、この2曲の発売日がわずか1週間違いであり、そうなるとやはりレコーディング時期もある程度重なっていたのだろうという予測の下。
曲の良し悪しは、多くの人がそう見解するように、その人間の趣味趣向に合うか合わないかで判断されていることが大半。よってそこには信憑性などは無いわけですが、「曲の作り方」ということに関しては、その製作者の力の入れ具合や思い入れなどが、等しく聴く側にも容易くわかってしまうものです。
つまりは、それぞれの楽曲に対するつんく♂自身のやる気。実はこの2曲には、これが著しい違いとなって表れています。
つんく♂の「FIRST KISS」に対するオフィシャルコメント。
「この曲は、ファッションや音楽に目覚めたローティーンが初めて手にしたCDになれば、将来、もっと完成豊かな日本になるかな…。という自信作です。それぞれの世代でこの『せつなさ』を感じて欲しいと思います。」
実はこの言葉通り、この「FIRST KISS」という楽曲にはつんく♂のみなぎるようなやる気を随所に感じることが出来ます。1フレーズ1フレーズの歌い方に対する指導。そこにはつんく♂のこだわりが盛り込まれているのです。
「あかんあかん。そこはそうやないねん。こうやねん。こう歌わなあかんねん。ぐっへへへ。」
この曲は、言うなればつんく♂の性癖その他モロモロをギュッと集約した究極の1曲。そのため当然レコーディングにも随分と時間をかけたであろうことは、曲の仕上がりを見れば明白です。
では一方の「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」はどうでしょう。
ソロパートのないユニゾン構成は、何よりもレコーディングに時間がかけられていないことの証拠です。曲調が「安っぽい」からといって、その楽曲制作にかけられた時間が少ないとは直接には言い難いものなのですが、この曲の実際の音録りには、ほとんど時間をかけられていないのだろうなあ という懸念は、この曲の曲調ではなく、この曲の「仕上がり具合」を考えると払拭できません。
これは間違いなく、ハロプロの中心であるはずの娘。の、今年の最後を締めくくる楽曲のレコーディング時間は、あろうことかあぁ!というハロープロジェクトキッズを中心に構成された、突発的なユニットのデビューシングルのレコーディング時間に当てられた。 ということ。
この事実を皆さんは果たしてどう思うでしょう。
つんく♂の興味の対象は、今となっては完全にキッズにシフトしてしまっています。
最早存在自体を抹消しようとしているのではないかとすら思えるタンポポ、プッチモニの活動休止という事実も助長し、彼のやる気と制作意欲は、今後はキッズプロデュース以外には出てこないのではないか という不安はどんどん膨らむばかり。少なくともこの2曲の歴然とした差は、ボクとしてはあまり考えたくない事態でした。
この2曲を実際に耳にした際、上述のことをすぐさま感じてしまったボクには、たとえそうだとしても「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」が駄曲だとは、軽い気持ちで口にすることは出来ません。それが何ら事態の解決にはならなくても、そう口にすることは、今後のハロプロの上下を、何よりも自分自身が認めることになってしまうのだ と強く感じてしまったのですから。