過去ログ 2003年12月後半


2003.12.16(Tue) / 駆け出せ…日本に住むロリータよ…!!
ハロプロキッズ新グループ発表イベントが延期になったみたいですね。
確かにイベント開催の発表から、その実際のイベントまでの日にちがあまりにも急だなあ とは思っていましたが、何故この様に急遽延期としたのでしょう。

以前にボク自身が述べたことと言えば、このイベントの参加人数等により、ある程度のキッズに対する周囲の関心度を把握する目的もある というものでしたが、もしかしたらそんな悠長なことを言っていられないほど、今回のイベントに参加しそうなヲタの数があまりにも少なさそうだという予測のため、この様に急遽延期ということにしたのかなあ なんてことを思ったりもしました。

興味や関心を把握するという目的以上に、これは当然、これからハロプロを支えていくのであろう「エリート集団キッズ」の華やかなる新グループ発表イベントであるわけですから、やはりイベント自体は最低限の盛り上がりをみせなければ話になりません。
社運をかけた新グループでもあるのですから、いいスタートを切りたいと思うのももっともな意見です。

それゆえわざわざ「イベントによる発表」という特殊な手段に出たにもかかわらず、リサーチの結果、現時点ではどうもいまいち食いつきが悪いと判断したのではないでしょうか。

これは恐らく、年明けに延期されたこのイベントを、ある程度「成功」させるために、ヲタがどうしてもキッズ以外の目的でイベントに参加したくなってしまうような、また違った新たな手段も用意してくるものと思われます。
逆に言うと、それぐらいこのグループは重要度が高いってことです。ハロプロにとっても、事務所にとっても。

もちろん、全く違った理由で延期になったという可能性も十分に考えられるのですがね。

とにかく今回の延期が暗示していることとは、すなわち「みんなが張り切って参加しなければ駄目」ってことですよ。そしてそれはハロプロヲタなら尚のこと。

欲望のままに走り出すがいい…!駆け出せ…ただひたすらに……!!ロリータ帝国日本に住むヲタたちよ……!!

2003.12.17(Wed) / 驚くことはない
プッチベスト4で、現プッチモニによる「WOW WOW WOW」を初めて聴きました。
正確にはハロモニだかでコンサの映像が流れた際に1度だけ聴いたことはあったのですが。

個人的な感想としては、曲としては可もなく不可もなく。良くも悪くもハロプロ内一ユニットの歌といった感じでしょうか。

さて、やはり現プッチモニにおいて一番の問題は、シングルリリースを何故しないのかということでしょう。ここまでしっかりとレコーディングしているならば、シングルリリースに至らないことの方が逆に不可解であり不自然です。
今回この「WOW WOW WOW」は、一応CDという形でリリースされたことにはなるのでしょうが、所詮はアルバム。しかもそれは単なる「寄せ集め」のアルバムです。

新プッチモニとしてスタートすることを公式に発表してもうすでに1年半ほど。その間のシングルリリース数はゼロ。この記録を上回るハロプロ内ユニット・グループと言えば、今やもうココナッツ娘。(神の域)ぐらいなものです。

プッチモニ所属メンバーの3人は、しっかりとハロプロ内に健在。予想以上にすくすくと大きく育っています。そして、過去に作った栄光から、プッチモニというユニットにはハロプロ内でも格段のネームバリューがありますし、加えてしっかりと持ち歌もあるのです。

一見シングルリリースするだけの条件がそろっていると思われる状況下にいるにもかかわらず、シングルリリースに至らない、というよりも敢えて避けている感じすらしてしまうのは、これいかに。

この辺のことについては、以前に「新・新生プッチモニ論」のコラムの方でも軽く触れていますし、特にここで言及することは避けますが、とにかくこれは、シングルリリースに踏み切れない重大な理由が必ずあるということだと思います。シングルという形でのリリースを避けざるをえない大きなわけが。

実はボク個人としては、現プッチモニがシングルリーリースをしないということ、大々的な活動を全くしていないということは、それほど不思議なことではなかったり。特別に驚くようなことではないと思っています。

まあしかし、とにかくアレですな。
「母と娘のデュエットソング」はいついかなるときに聴いてもイマイチですな。絶妙にイマイチですな。

2003.12.19(Fri) / きっとこれはオチてない
紅白出場歌手の曲目が発表されましたね。
あゃゃは予想に反して「ね〜え?」を歌うようですが、これはこれで十分ありだと思います。歌唱力のアピールというのは、ちょっと難しいのかもしれませんが。

ところで、後藤真希が紅白で突然「オリビアを聴きながら」を歌うというのはどうなのでしょうか。一体どういうことなのでしょうか。

どこの記事でもその選曲理由として「後藤自身がモーニング娘。のオーディションで歌った思い出の曲だから」ということを書いているわけですが、しつこいぐらいにその選曲理由を強調している時点で、これはきっと間違いなく思いっきり後付けです。

そもそもなぜ後藤だけが原点に立ち返らねばならないのでしょう。
「大御所でありデビューからの節目を迎えた」といった特別な状況でない限り、原点に立ち返るという行為などおいそれと行うものではありません。仮にもし「一年間ソロとして頑張ってきた」ということに対する結果が、今回のこの紅白出場なのだとしたら、これはどう考えてもおかしな要求です。

色々考え出せばきりがないわけですが、しかし決まってしまったものはしょうがない。
とにかく後藤はこの歌を完璧に歌いきるしか術はないわけで、残りの数日間、この悔しさをぶつけてボイトレに励むべきなのでしょう。

ボク個人としては「カバー曲」というものにあまりいい印象を持っていません。
今回に限って言うと、様々な年齢層の目に付くこの紅白という舞台であれば、持ち歌よりも「オリビアを聴きながら」を歌うことの方が、むしろ世間に対するアピールのし易さという点では勝っているという見方もあるのでしょうが、ボクはこれは諸刃の剣だと思います。

確かに上述のことは言えるのでしょうが、これはその分、反感を買う恐れもあるのだということも同時に意味します。もしもオリジナルの足元にも及ばないような出来であれば、逆に世間の反感を買うということは十分に考えられることではないでしょうか。
ボク自身、これまでにオリジナルを超えたカバー曲というものをほとんど聴いたことがないだけに、尚更この様なことを考えてしまいます。

事実後藤自身が以前にカバーした「サン・トワ・マミー」に関しては、越路吹雪の歌声を知っている世代の人間にとっては、かなり不愉快なものだったと言います。
今回は割と最近の歌であるということがせめてもの救いでしょうか。

後藤はソロで初の出場という記念すべき紅白で、人前で一度も歌ったことの無い「オリビアを聴きながら」を歌うことに対しどう思っているのでしょう。最初から出場条件がこれだったという考え方も出来ないこともないわけですが、なんだかなあ。
しかも、「FOLK SONGS2」に収録されている「オリビアを聴きながら」は、中澤裕子さんがとても気持ちよさそうに歌っているという見事なオチ付きです。

そんなオチはきっといらないんだと思う。

2003.12.22(Mon) / 負け惜しみと笑われてもかまわない
あゃゃとハワイという忌まわしきイベントがついに始まってしまうそうで、皆さんお分かりの通りボクは参加しないわけですが、この企画自体には、行けない人間としてではなく、一人の松浦ヲタとして言いたいことはたくさんあるのだけれど、それ以上に一硬派な漢としてそういった負の思いをぶちまけることは敢えて控えるということにしました。
オレ 超 オ ト ナ。

もしかしたら参加者自身も実際にハワイに行くまでは知らないことなのかもしれませんが、ボクには詳しい日程のようなものももちろん分からないわけで、どんなイベントが催されるのか想像もつきませんし、実際にあゃゃは時間にしてどれくらいヲタと触れ合うのかも全く分かっていません。
とりあえず今日に限って言うとHEY×3の生放送があるらしいので、あゃゃはまだ日本にいるということは間違いないようなのですが。

娘。とハワイの時は、現地から更新しているサイトを目にしたりもしましたが、ボクとしては今回のこの企画で同様なリアルタイムレポの様なものが例えあったとしても、全くもって見るつもりはないということを、今から声高らかに宣言しておこうと思います。

幸い、この企画と時期を同じくして、ネット環境からしばらく離れることになってしまいそうで、ボクにとって不幸中の幸いとは正にこのこと。ボクがネット環境に戻ってきた時は、すでにあゃゃとハワイは誰にとっても過去の思い出となっているわけであり、さらにこの間には年を越すという事象が存在することからも、「あーそういえば去年そんなことやってたねー。」という発言が可能となることで、『あゃゃとハワイはえらく昔の企画だった』という錯覚すら起こりうるわけです。死ぬ気で自分に言い聞かせれば。

あわよくば、この企画があったこと自体を完全に忘れられるかもしれません。

とにかく娘。ハワイのときにあった「行った人間は勝ち組み、行かなかった人間は負け組み」の様な考え方には全く賛同できませんし、むしろ「行かなかったら負け組みになる可能性があるのが嫌だ」的な考えで参加を決めた人間がいるならば渇を入れたいです。お前そうじゃないだろうと。

もし仮に可能性として行かなかった自分が、行った人間に対して負け組みになるのだとしたら、それはあゃゃと握手が出来た、あゃゃと記念撮影があった、あゃゃとクリスマスを一緒に過ごせたということで得られる、現在の松浦大好き度数が上がったということによるものなのではなくて、そういった事柄により、行かなかった人間よりも「松浦に対する楽しみ方が格段に上がった」という差が、明確に浮き彫りになったことによるものなのだと思います。

ただの「過去のいい思い出作り」のためなのだとしたら、ボクはハワイに行かなくてもいい。

ハワイに行かなくとも、実際にあゃゃに会わなくとも、それらに負けないぐらいの思い出作りをする自信がボクにはありますし、楽しみ方、楽しみ度合いは、きっと同じヲタだとしても人それぞれだとは思うけど、決してそれは「松浦に接近した距離」に依存するものではないはずだから。

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