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  第1期モーニング娘。時代の終焉
 

オリジナルメンバーとして最後まで見事に責任まっとうした飯田圭織

 モーニング娘。の全国ツアーの最終公演が25日夜、さいたまスーパーアリーナで行われた。リーダーの飯田圭織は、同公演を最後にモー娘を卒業。オリジナルメンバーとしては最後の卒業者となった。同公演にはすでに先に巣立っていったメンバーも花束を持って駆けつけた。会場全体の涙と共に、第1期モーニング娘。時代の終焉を迎えた。

 福田明日香から数えて9人目の卒業者だった。半年前に矢口真里が先に卒業した際、一人、年輩組として残されたモーニング娘。のリーダー飯田圭織は、あまりの辛さに逃げ出したくもなったと言う。頼れるものは自分しかいない。リーダーとして毎日が格闘の日々だった。だが、プロデューサーであるつんく♂は、矢口真里の卒業告知の際、飯田には敢えてこう言った。

 「モーニング娘。のリーダーとして、お前が最後まで残って、しっかりと後輩たちの近くでその成長をサポートして欲しい。そして新たなるモーニング娘。のスタートを見届けて欲しい。」

 この言葉を胸に、卒業する今日この日まで全力で突っ走ってきた。時には本気で怒り、そして時には本気で泣いた。だがそういった思いは、時と共に後輩たちにも次第に浸透し、飯田の持つ最後の「モーニング娘。イズム」もしっかりと継承された。

 もはややり残す事は無かった。

 ステージには先に卒業していったメンバーが花束を持って駆けつけた。すでにソロで活躍する安倍なつみ、中澤裕子はもちろん、福田明日香も石黒彩もいた。全国各地を這いずり回り手売りで5万枚のCDを完売した事が、全てはモーニング娘。伝説の始まりだった。

矢口真里、保田圭、市井紗耶香。第2期メンバーとして知られる彼女たちとも、苦労を共にした。福田の突然の脱退。売上げの落ち込みから、底知れぬ不安に眠れない日々もあった。皆で励ましあう事で、さらに結束を高めた。そんな中、彼女たちに転機が訪れたのは、「LOVEマシーン」であり後藤真希との出会いであった。

 ステージ上で、一人一人花束とコメントを受け取ったときも、飯田は気丈に振舞う。「ありがとう」というその言葉には、最後のモーニング娘。戦士としての誇りと、気高さが宿っていた。だがそんな気品溢れる戦士も、最後に中澤裕子から花束を受け取った際、とうとう耐え切れずにその場に泣き崩れた。全力でぶつかってきたこの数年間が走馬灯のように蘇ってきた。

 飯田の卒業をもって、一時代を築いた第1期モーニング娘。時代は終了することになる。間違いなく時代を作って来た彼女たちの、後輩に託す思いはただ一つだった。新たなる黄金時代の再興。残されたメンバーに、不安という声も聞こえる。だが、そんな時代と共に駆け抜けた彼女たちの継承者は、すでに立派に未来を見据えていた。

 「これからが新しいモーニング娘。のスタート。いつまでも過去を振り返っていてはいけませんから。」

 新リーダーは頼もしくこう答えた。その澄んだ瞳でただ未来だけを見つめながら、新たなる伝説の創造者となる事を宣言して。

 
   
これは Sponichi Annex をただ参考とさせて頂いたものであり、実際の Sponichi Annex とは一切関係ありません。
ただのパロディであり、ネタです。記事の信頼性ももちろんゼロです。


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